こんにちは。
Prince です。
①はこちら
②はこちら
さて、今回はBBdefense rangeです。
細かくやってると無限にかかるので要点だけ進めます。
さて、Flopの33%or 66%CBに対してGTO的にはどのrangeでdefenseするのか?
Kはもちろんすべてcall or raise。
AQs,AJsなどのgut shot + back doorなどのbluff rangeでraise。
value raiseにはset,tow pair,AKなどが含まれています。
66%の場合もほぼ同じです。
Kxはすべてcall or raiseです。
(bet sizeが大きくなるため、fold range等に変化はあります。)
さて、実践に戻ります。
【前提】
5-10USD EF 1500@Bellagio
Hero:K♠4♠@BB
CO 40
BB c
Flop K♥T♣5♦ pot:85
BB x/c
CO 40
Turn 3♠ pot:165
BB x/c
CO 60
River 8♣ pot:285
BB x/c
CO 120
CO AKo
pot 85に対し40のCBを打たれています。
GTO的にはK4ssはcall。
実践でもcallしています。
続いてTurn 3♠
今回は実践に近い66%betをされた前提で進めます。
Turn IPのアクションはこちら。
強いKx、オーバーペア、setで100%potbet sizeを選択しています。
それに対してのdefense はこちら。
Kxは鉄callですね。
このままRiver 8♣を見てみます。
ポラライズされたrangeで150%potsize or 66%potsizeをbet しています。
defense range はこちら。
vs66%bet
vs 150%bet
Kxの多くはcall or raiseでdefense していますが、
K6s、K4sは100%foldとなっています。
これはおそらく、相手のAir bluff rangeをブロックしているためだと考えられます。
(Ex;76s,64s,A4s)
なので、このプレーラインはGTO的にRiver Foldが良いと思われます。
で、ここから一番考えたいのは果たしてほかのKxはRiverでdefenseするべきなのか否か?
ということです。
実践ではTurn 、Riverとどちらも安くBetをされています。
ライブにおいて、トリプルバレルを打たれた時にトップヒット弱キッカーですべてcallすることが果たして本当に利益的なのでしょうか??
Turnに戻ります。
GTOでは150%Betに対してKxは鉄callです。
それは、相手がAK、KK等のバリューレンジとバランスをとって、
AQs、AJs、64sなどの多くのBluff rangeでもBetしている前提があるからです。
ただ、5-10のレベルにおいてそんなに多くのBluff rangeを用いているプレイヤーはほとんどいません。
ましてや、Turnで150%をBetしてくる場合はValue heavy であることがほとんどです。
そのあとのRiverの66%BetにまでK2sでcallしていると、おそらく爆速で破産します。
(※もちろん相手によります。)
ただ、同様にIP側でGTO通りのBluff rangeを用いた場合、FEによって利益的になるような気がしますが僕にはまだわかっていません。
なにが言いたいかというと、アクションのバランスをとることは大切ですが、
それはGTOに対してではなく相手のrangeに対してとる必要がある、ということです。
次回はライブ想定でロックをかけた場合の計算結果を見てみたいと思います。
ciao!!